魔女の宅急便  キキは初潮が原因で飛べなくなった?

スタジオジブリが生んだ宮崎駿監督作品の中でも映画「魔女の宅急便」は人気作品の一つとして地上波で放映されれば高視聴率をたたき出すことで知られています。

キキが空を飛べなくなり、黒猫ジジの話がわからなくなってしまうのですが、原因が初潮にあるのでは?という声があります。

今回はこの映画「魔女の宅急便」のキキが飛べなく理由になった原因についてお伝えしていきますね。

キキが空を飛べなくなったのは初潮が原因?

映画「魔女の宅急便」の主人公は13歳の魔女のキキ。

 

そのキキが作品中で風邪を引いた後に、ほうきに乗って飛べなくなってしまう場面がありますが、その原因に関してネット上では色々な意見が咲き乱れています。

 

最も多いのはキキがトンボという少年に恋してしまったからという説ですが、これに対して当の宮崎監督は意味深長な意見をインタビューで吐露しています。

 

「キキが飛べなくなった理由は女の子ならわかる」

「飛べなくなったのはトンボとケンカしたからだとか、説明すれば問題は明確になるかと言えば、そうはならないと思うんです。」

「僕は、トンボとキキは恋仲になったとは全然思っていないんです。ただ、気のおけない友人にはなるだろうとはおもいますが」

 

つまり、キキが飛べなくなったのは宮崎監督の考えでは、「恋」ではないのです。

 

しかし、映画「魔女の宅急便」の原作となった角野栄子著の児童文学「魔女の宅急便」によれば、キキが飛べなくなったのは、ずばり「恋」

 

とは言え、宮崎監督が原作に忠実に作品を作ったとはまず考えられません。

 

こう考えますと、宮崎監督は原作の「魔女の宅急便」を元に、観るものを深く考えさせる、ということは様々な解釈の余地があるということにもなるのですが、一筋縄ではいかない宮崎監督の思いというものが映画「魔女の宅急便」にも込められているはず。

 

さて、そこでネットでしきりに取り沙汰されているのが、宮崎監督の次の発言。

 

「キキが飛べなくなった理由は女の子ならわかる」

 

これは一体何を意味しているのでしょうか。

 

キキは13歳です。子どもから大人へと成長する階段を上る所謂思春期真っ只中にキキはあります。

 

そして、この13歳という年齢からキキが飛べなくなったわけは宮崎監督の発言と相俟って「初潮」が理由なのではないかと言われているのです。

 

都市伝説の類いとは言え、ネットではこの初潮説が大手をふるって歩いているのです。

 

確かに女の子にとって初潮は人生において重要な意味を持っています。

 

肉体的には大人の仲間入りをしたことを意味する初潮は、女の子ならどうしても通り抜けなければならないもの。

 

宮崎監督は直接的に物事を言うのを嫌っているのか、はっきりと初潮とは言及していませんが、「キキが飛べなくなった理由は女の子ならわかる」と言っていて、それが初潮を指していても不思議ではありません。

 

しかし、全てを初潮に帰してしまうのもなんだか余りに現実的すぎてファンタジー映画にとっては面白味に欠けてしまうのも事実です。

 

そのために、宮崎監督は口を濁しているのかもしれません。

 

とは言え、キキは飛べなくなったけれども最後にはトンボのピンチに接して火事場の馬鹿力ではありませんが、飛べるようになります。

 

宮崎監督は思春期の女の子のどうしようもなく揺れ動く心の不安定な状態を描き出すのに飛べなくなるということで、それが女の子が大人の女性へと成長するには宿命として、どうしても通らなければならない道としての象徴として描いているとも思います。

 

仮にそうだとすれば、わざわざ初潮であることを明示する必要は全くなく、宮崎監督は初潮であることを明示してしまうことは表現者としては失格とまで考えているに違いないと個人的には思っています。

 

だから、風邪を引いて気分が落ち込んで、それに従い魔力も失われてゆくというように表面的には飛べなく成り行く過程を描いていますが、キキはその時産みの苦しみではありませんが、「成長」するには一歩を踏み出すのに途轍もない勇気がいると言うことを宮崎監督は言いたかったはずです。

 

映画「魔女の宅急便」は思春期の女の子に向けた、産みの苦しみを嫌と言うほど知っている宮崎監督らしい一ひねりも二ひねりも効いた応援歌なのです。

 

キキとトンボの関係から性格を分析

キキとトンボが初めて会うのは、キキが町中で飛び回って警官に怒られているときに「ドロボー!」と言って警官を追っ払ったときのことです。

 

その時、キキはトンボの余りのなれなれしい態度に不快感を抱くのでした。

 

キキは、初め天真爛漫で快活な女の子として描かれています。

 

そして、町中を飛び回ることからも自分に自信があることがうかがい知れます。
そのために、トンボのなれなれしさは鼻についたんだろうなだろうと思っています。

 

「なぜ、この人はこんなにもなれなれしいのだろう」

 

キキの胸にはそんなことが去来したはず。

 

キキがトンボという男の子が「軽い」男の子に見えたのは間違いなく、そんな男の子になれなれしくされたと言うことはキキもまた「軽い」女の子に思え、自分に腹も立ったに違いありません。

 

そして、トンボがキキをパーティに誘うために、キキが下宿しているパン屋にやってきたときのキキのトンボに対する態度は相変わらず塩対応なのですが、パーティ券を見た瞬間にキキの表情に変化が現われます。

 

しかし、素直になれないキキは、心は揺れているにもかかわらず、トンボに対しては宅急便の荷造りを手伝おうかというトンボに対して頑なに断るのです。

 

このことからキキはこうと思ったなら頑として譲らず、初志貫徹を信条とする、別の言い方をすれば気の強い一面があると言えます。

 

パーティの日、ずぶ濡れになって帰ってきたキキは、キキの帰りを待ちきれずにとぼとぼと町中を歩いて帰るトンボを見ても、配達先での出来事に傷ついていて、また、ずぶ濡れの格好が恥ずかしくて、トンボに声がかけられませんでした。

 

この辺りは乙女だなと思います。

 

風邪を引いて寝込んでいたキキでしたが、起き上がることができるまでになり、おソノさんが気を利かせてトンボのところへと配達を頼んだのですが、キキは、この時は仕事だからなのかトンボに対して素直に対しています。

 

つまり、パーティへと行けずにトンボを見送るだけしかできなかったキキは、心に期すものがあったのでしょう。

 

キキは素直にパーティの件をトンボに謝ります。

 

そして、トンボは人力飛行機の機関部を見せます。

 

それは自転車なのですが、トンボはキキを乗せてその人力飛行機を海沿いの道を走らせます。

 

しかし、途中で道の下に落っこちて飛行機は壊れてしまうのでした。

 

ところが、キキはなぜかおかしくて大きな声で笑い出し、それに釣られてトンボも笑うのです。

 

ここで、キキとトンボの距離は一気に縮まりますが、トンボの女友達が現われるとキキは敵がい心を抱くのでした。

 

そして、映画のラストのトンボのピンチの場面では、キキはトンボを助けたい一心です。

 

もう、なり振りなど構っていられません。

 

キキの活躍で命拾いしたトンボとキキの間に、もう距離は存在しません。

 

ただ、キキとトンボが恋仲になったのかどうかは描かれていません。

 

キキの声優さんはどんな人?

 

キキを担当した声優さんは高山みなみさんです。

1964年5月5日生れの53歳。

出身は東京都足立区の血液型はB型。

身長は156㎝です。

代表作はアニメ「名探偵コナン」(日本テレビ系)の江戸川コナン役、「ドラえもん」(テレビ朝日系)のスネ夫の母役などです。

「名探偵コナン」の原作者の青山剛昌さんは元夫。

声優の他に、歌手活動もしています。

幼いころより、バレエ、日本舞踊、声楽などを習っていました。

警察官になることを目指していた高山さんは交通安全指導で腹話術が必要であることを思い、中学生の時に劇団ひまわりに入団します。

その後東京都立足立西高等学校卒業後、日本工学院専門学校演劇科を中退、一時的にOLとして働いていましたが、22歳の時に声優を目指し、今の活躍に至っています。

 

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