1582年、戦国時代に起きた「本能寺の変」と現代をつないだSF映画が「本能寺ホテル」。
「HERO」シリーズの鈴木雅之監督が手がけており、主演の綾瀬はるかさんと堤真一さんのキャラを存分に活かした映画内容になっています!
今回は、この映画「本能寺ホテル」のあらすじやキャスト、映画を見た感想、映画の評価から映画の無料視聴方法を紹介していくので、最後までお付き合いくださいね!
目次
映画「本能寺ホテル」の登場人物とキャスト
倉本繭子(綾瀬はるか)

働いていた会社が倒産してしまい、求職中に本能寺ホテルに泊まったことがきっかけで戦国時代にタイムスリップしてしまいます。
織田信長(堤真一)

戦国時代の代表的武将。
本能寺の変が起きるまでは、天下統一を果たさんと戦にあけくれます。
森蘭丸(濱田岳)

信長の側近として忠義を果たしている。
信長本人からの信頼も厚い。
吉岡恭一(平山浩行)

繭子の婚約者。
本能寺ホテル支配人(風間杜夫)

繭子を本能寺ホテルの部屋に案内した張本人。
ホテルと戦国時代につながっていることを知らず、謎多き支配人。
明智光秀(高嶋政宏)

信長の家臣。
信長に謀反を起こし、本能寺の変を起こす張本人。
吉岡征次郎(近藤正臣)
繭子の婚約者の恭一の父。
大塚(田口浩正)
信長の家臣。
映画「本能寺ホテル」のあらすじ・ストーリー
倉本繭子(綾瀬はるか)は、ふとしたきっかけで京都の路地裏に佇むレトロな宿“本能寺ホテル”に宿泊する事に。
なんとそこは戦国時代に繋がる不思議なホテルだった。
一方、時は1582年。天下統一を目前に控えていた織田信長(堤真一)は森蘭丸(濱田岳)ら少数の家臣団と共に京都・本能寺に滞在している。
冷酷非道なお館様を前に、戦々恐々とした日々を過ごす家臣たち。
そんな時、見慣れない格好の女(繭子)が一人、寺に迷い込んでくる。
その女は、400年後の世界からやってきた現代人。
繭子は自身も訳のわからぬまま、信長と京都の町を見物するなど、交流を深める中で、次第に信長の人間性に惹かれていく。
やがて繭子は、1582年の迷い込んだその日が「本能寺の変」が起きる前日である事に気づき。引用:http://honnoji-hotel.com/story/index.html
映画「本能寺ホテル」の予告動画
https://youtu.be/mJW305CadBg
映画「本能寺ホテル」のネタバレ感想と評価
この作品は、日本人なら誰もが知っているだろう史実「本能寺の変」を題材にした映画です。
最近よく見られる「タイムスリップ+時代物」という組み合わせのストーリーで展開していきますが、ありきたりな単純な歴史サスペンスでは終わりません。
むしろ視点を変えれば、サスペンスの面よりもヒューマンドラマの要素が強い、とも解釈できる作品です。
自分がどの人物に感情移入して見るかで、この映画の感想と評価は自在に変化すると思います。
例えば、綾瀬はるか演じるヒロインに自分を重ねて鑑賞した場合、「やりたいこともなく職場が倒産し、タイミングよく舞い込んだ結婚話に流されつつあるOL」から「本来の自分を取り戻し、自分の意志で未来を変えようとする一人の自立した人間」に成長する「一人の現代女性の成長ストーリー」と私はとらえました。
仕事でいろいろ悩み、結婚という道に逃げたいと思う同年代の女性は少なくないと思いますし、鑑賞後は自分とヒロインを重ねて、自分の意思で一歩踏み出す勇気をもらえるはず。
ですが、一緒に本能寺ホテルを見た人は、まったく同じ映画を見たにも関わらず感想は少し違っていました。
その人は、信長視点で「現代人のヒロインの言動に感化され、天下人として盲点だった点を気づかされ、同じく一人の戦国時代の人間として成長する」ストーリーととらえたようです。
映画を観終わった後、見た人とあれこれ感想を話し合うのも面白く、新しい発見ができるタイプの映画です。
時代を超えて、まったく異なった価値観を持つ者同士が出会い、互いの違った点から刺激を受け、互いに人として成長できる。
映画ではよくあるテーマかもしれませんが、時にはコミカル、時にはシリアスな展開でタイムスリップにも無理がなく、うまくまとめられています。
ドラマ「鹿男あをによし」、万城目学作品、綾瀬はるか、がお好きな人なら十二分に楽しめる作品です。
綾瀬はるかの「かわいさ、天然ぶり」が、これまたコミカルで、戦国時代の切迫した空気とミスマッチで面白く、全体的にほんわかした空気が映画を支配しています。
だからこそ、終盤のシリアスさと緊迫感、本来の自分を取り戻していく過程が、より浮彫りになり、ほどよいコントラストが映画を飽きさせないものにしています。
上映時間120分があっという間に過ぎていきました。
京都の鴨川の風景も、もしかしたら昔の人も同じように、川沿いでカップルで座ったり、たわいもない話をしたりしていたのかもしれない、と想いを馳せたくなりました。
京都へ行ったことがある人には馴染みのある風景が懐かしくなり、京都の神社仏閣に行ったことがない人は京都へ観光で行ってみたくなるような、そんな作品です。
昔、京都に住んでいたので、なおさら映画の風景から郷愁を感じました。劇中の関西弁も京都らしい趣があり、素敵でしたしね。
ヒロインの服装も、神職を思わせるような白のトップに水色のボトムで、「現代の京都」と「戦国時代の京都」、どちらにも違和感なく溶け込んでいて古都「京都」の風景そのものを際立たせていました。
従来の信長や森蘭丸のイメージと違う、というレビューをしている人も中にはいるようですが、史実の人物なのでどれが正解かなんて現代の私たちには分かるはずがありません。
諸説の多さがそれを物語っています。
逆にその分、柔軟にイメージを膨らませることができ、今回の信長、森蘭丸というキャラクターも諸説の一つとして、エンターテイメント映画の味付けの一つして、大いにありだと思います。
「また異国の者か」というセリフから、ヒロインが本能寺にタイムスリップするより前にも、現代人が何人か過去に飛んだことがうかがえます。
おそらく、例の金平糖を買い、エレベーターで食べ、条件が揃いタイムスリップできたのでしょうね。
ですが、信長や戦国時代の人々と心を通わせ、互いの心を変化させることができたのは、おそらく綾瀬はるかが初めてだったのでしょう。
やりたいことがなく、ただ受け身で流されるだけだったヒロインが、妙に戦国時代で積極的だったり、天然すぎるのは少し無理があるように思えますが、それを可能にしたのは、綾瀬はるかのキャラクターあってこそです。
「やりたいことがない」
「この人と結婚しても良いのだろうか」
「仕事から逃げてしまいたい」
「仕事の目標にとりつかれて本当に大事なものを見失っていないか」
「みんなのために頑張ってきてもうすぐゴールなのに、なぜかみんなの表情に笑顔がない…。」
そんな風に真剣に自分の人生と向き合っている人にこそ、おすすめしたい映画です。
ぜひ、鑑賞後の清涼感を味わってみてください。
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